1.天地創造
混沌の中から天と地、そして光と闇が生まれた。
やがて、地から大気が生じ、大気より[精霊]が生まれた。
精霊は命を生みだし、命はさらなる精霊を生みだした…
精霊と生き物達は共にあり、地上に楽園を築きあげた。
精霊は自らの具象である[人]を誕生させると、楽園は大いに賑わった。









2.正邪の起こり
しかし、快楽におぼれ楽園の堕落が始まる。
一部の精霊は楽園の堕落を危惧し、他の精霊達に警告を与え、楽園の破壊を提案する。
だが、それは拒絶され、精霊達の対立に発展した。
改革派の精霊は、強行手段に出る。
魔物を作って地上に放ち、破壊と殺りくをもたらした。
穏やかなる心を持つ精霊は、人々に強い意志と智恵、行動力を与え、これに立ち向かわせた。
人々は偉大なる精霊を神と呼び、神の意思をうけた人々は、各地で魔物を打ち破り、
再び地上に平和をもたらした。
神は魔物を作った精霊[バルス]を、神の国[イリオン]より追放する。

バルスは自らを魔王と名乗り、地に潜んだ。









3.戦乱の始まり
魔物との戦いにより、世界中に散らばっていた人々は、各地に町を築き国を興した。
しかし、時がたつにつれ神と人との意志は離れていった。
魔王はこの時を待って行動を起こす。
巧みに魔物をあやつり、従う人々をも増やしていった。
永い平和は終わり、人間は戦いの渦に巻き込まれて行く…









4.選ばれし者
魔王[バルス]は、ダークエルフの国を掌握し、
その中から、勇者[カナン]を侵略軍のリーダーに選んだ。
虐げられたダークエルフ達には、邪心の言葉の方がよほど正しく聞こえたのだ。
「地上を腐らせたのは[イリオンの神]だ!やつらを倒さねば真の自由は来ない!」
[カナン]は[ガリアン]、[ゴメス]、[ミーオ]と共に、烈火のごとく、近隣の国々を制圧していった。
まず[モゴラ]を攻め、次に南の[カディラ]を攻め落とした。
これにより、[ウラシア大陸]をほぼ手中に収め、

<神の国イリオン>のある、[ガイア大陸]進攻への足場を固めた。
メガリス軍が、ガイア大陸へ攻め込むためには、[ドルニア川]を渡るか、[レルネーの砦]
よりうって出るかだが、今は川の水量が多く、簡単には渡れない。
川の水が引くまでの、少ない時間でどれだけ多くの味方を集めるかが勝敗を左右するだろう。
[イリオン]の神は、[メガリス]進撃のリーダーに[アイラ]を選んだ。
[アイラ]は友人の[アルキア][サリオス]と共に、
女神[アテナ]のいる神殿へ、命を受けに向かう。
しかし、この頃、地中の奥深くで何かが起きている事を、神すら気付いていない…










《国々の様子》




[ガイア大陸] イリオンと周りの国々

 イリオン
  [天界の神]の神殿がある、ガイア大陸のはずれの国。
  ※シンボル的存在であり、ここを落とされると、[敗北]となる。

 ビクトニア
  イリオンの友好国。
  ガディラの先王が隠居している。

 レクトラ
  ドワーフの住む山の国。

 ノーラ
  エルフの住む森の国。
  ドワーフと[女神像]をめぐり対立している。

 マイオン
  妖精の国、古代より存在する聖域。


 ナクソス、トロアス
  アマゾネスの支配する地域。

 ユーロス
  半漁人の住むところ。
  アマゾネスとは不仲。

 エリス
  歴史の長い砂漠の国。
  内乱が起きたとの噂がある。




[ウラシア大陸] メガリスと周りの国々

 メガリス
  天界を追われた邪神[バルス]を信仰する、ダークエルフの国。

 ネメア
  獣人の住む寒い国。

 ジェド
  メガリスの支配する、リザードマンの国。

 シドン
  ゴブリン、オークが住む地底の国。
  人間とはあまり縁がない。

 カディラ
  強国ではあったが、メガリスに倒され服従する。
  しかし、メガリスの支配に屈しない反乱軍が[ナディア]にひそんでいる。

 モゴラ

  [カディラ]同様、メガリスに攻められ属国となる。

 タラキナ
  ウラシア大陸はずれの小さな部族。
  モゴラとは不仲。



ゲームの起動と終了

ゲームの起動
スタートメニューからファースクトクイーンⅢを選択します。



起動すると、画面中央に起動メニューが表示されます。
ここで画面モードとサウンド設定等をすることが出来ます。

○画面モード
・フルスクリーンモード
 フルスクリーンを選ぶと右側のプルダウンメニューから画面サイズを選択できます。
・ウインドウモード
 初期段階では640×480の大きさで起動しますが、その後ウインドウの大きさを自由に
 変更できます。


○サウンド設定
・サウンドなし
・サウンドあり、エフェクトなし
・サウンドあり、エフェクトあり
・BGM音量
・効果音音量
*サウンドの種類を選択します。サウンドボードがDirectX9.0(DirectAudio)に対応していない場合、
 動作に支障をきたす場合があります。そんな時は「サウンドなし」を選択して下さい。
*システムの都合により、BGM及び効果音音量の設定がここにあります。
 とりあえずは動かさず聞いて見て下さい。
*エフェクトありにした場合、CPUへ高い負荷がかかり、動きが遅くなる事があります。


○ゲーム内のウインドウを初期化する
 左にあるスイッチをONにしてからゲームを起動すると、ゲーム中のウインドウ配置を初期化します。
 大きい画面モードでプレイをしていて小さい画面でしかプレイできなくなった場合など、ゲーム中の
 ウインドウを操作できなくなった場合に使用して下さい。

○アルファブレンディングを使用しない
 ゲーム内で半透明処理をしている部分を不透明にします。
 ゲームの動きが遅い場合に使用すると多少改善する場合があります。

○オリジナル16色グラフィックを使用する

  デフォルトでは、色をソフトに調整した物を使用しております。
  当時のグラフィックのままの色をご覧になりたい方は、このスイッチをONにして下さい。

※ゲームの動きが遅い場合は、ウインドウの大きさを小さくしてみて下さい。
 フルスクリーン時の画面の大きさや、ウインドウモード時のウインドウの大きさは、
 大きくなればなるほどゲームへの負荷が大きくなります。


ゲーム画面の選択が終了すると、オープニングが始まります。

オープニングを途中で中止したい場合は、[Enterキー]を押すか[左クリック]して下さい。

オープニングが終了すると、タイトル画面が表示されます。



ゲームを最初から始める場合は、タイトル画面で「最初から」を選択します。
保存した所から続ける場合は、タイトル画面で「続きから」を選択します。
「続きから」を選択すると記録したデータの一覧が表示されますので、続きをプレイするデータを選択します。


ゲームの終了
キャンプメニューから「ゲーム終了」を選びます。
確認のウインドウがでますので、「はい」を選びます。

ゲームの強制終了は、[Altキー]+[F4]キーを押します。

ウインドウモード時は、ウインドウの右上部にある×をクリックすることでも終了できます。


ゲームの流れとゲームオーバー

ゲームの流れ
 ファーストクイーンⅢは、いくつかの部隊を動かして、敵の本拠地を目指すゲームです。
 部隊の移動は、オールマップで部隊を選択して、実際の移動や戦闘はスクロールマップで行います。
 一つの部隊を使って、エリアを攻略していく時は、スクロールマップとオールマップを交互に進むだけ
 ですが、他の部隊を動かしたい時は、キャンプを行い、他の部隊を選択して進めて行きます。
 操作の仕方は、[ゲームの進め方]をご覧下さい。


ゲームオーバー
 ゲームオーバーとなる条件は次の2つです。
 1、主人公「アイラ」が死んだ時。
 2、「イリオンの城」に敵が攻め込んだ時。

 ※ゲームクリアのために必要なアイテムは特にありません。
  アイテムを持っている部下が死んでしまっても、進行上は問題ありません。


ウインドウシステム

 このゲームで新たに導入されたのが、ウインドウシステムです。
 最初に開いている閉じる事のできないウインドウがメインウインドウです。
 メインウインドウでは、現在コントロールしているキャラクターが中心になって表示されています。
 他に、メインメニューから開く事が出来るサブウインドウがあります。
 これを利用して、大切なキャラクターの様子や戦闘状況を知ることができます。
 危険ウインドウについては、マウスを使って、各ウインドウ内のキャラクターを個別に動かす事も

 可能です。
 サブウインドウは枠の左上の□に数字が付きます。
 1=敵ウインドウ、2=危険ウインドウ、3=フリーウインドウ
 (サブウインドウの開き方は、[メインメニューのウインドウ]をご覧下さい)

ウインドウ操作
 スクロール画面を表示しているウインドウは拡大縮小、移動が可能です。
  ・ウインドウの拡大縮小
   ウインドウ枠右下か左下の□にマウスカーソルを合せ、左ボタンを押したまま、マウスを動かす。
  ・ウインドウの移動
   ウインドウ枠左上の□にマウスカーソルを合せ、左ボタンを押したまま、マウスを動かす。

 ボタンを押している間は、ちょうど枠をつまんでいるような状態になっています。
 ボタンを離すと枠の動きは止ります。
 メインウインドウを小さくすると、操作している個人別のステータスが表示されます。
 (ステータスの操作については、[ステータス表示]をご覧下さい)
 また、ウインドウを小さくすると、最高速の時の動きが速くなります。
 サブウインドウにのみ枠の右上に×があります。×を押すとそのウインドウを消去する事ができます。

ウインドウの重なり順位

 マウス操作を行うウインドウが常に手前になります。
 サブウインドウ同士を重ねておいても、奥にあるウインドウが少しでも見えていれば、
 奥のウインドウを左クリックすれば、そのウインドウが手前になります。
 
 マウスを右クリックする事で、ウインドウの重なり順位が回転します。


ステータス表示

ゲーム画面の一番奥には、コントロールをしている部隊のステータス情報が表示されています。



ステータスの表示位置は、マウスで変える事ができます。
各ステータスの名前部分にマウスカーソルを合せ、左ボタンを押したまマウスを動かします。
(この時にキーボードの[CTRLキー]を押しながら移動すると細かい移動ができます)

ステータスのHPかSTの各キャラクター部分を右クリックすると、そのキャラクターにコントロールを
切り替えられます。

ステータスの表示内容のON/OFFは、[メインメニューのシステム]をご覧下さい。


ステータスの表示内容は次の通りです。
 HP … 現在のヒットポイント(0になると死亡)
       黒の抜き文字で書いてあるキャラクターは操作中のキャラクターを表しています。
 ST … ステイタスマーク
        = 通常
        = やられている
        = 追いかけている
        = 攻撃している
        = 逃げている
        = 混乱中
        = 停止中

 ITEM … アイテム記号
 LV … レベル
 MXHP… 最大ヒットポイント
 NAME… メンバーの名前の前3文字
       一番左にいるのがその部隊のリーダーになります。
 AT … アタック力
 AR … アタック率
 DF … ディフェンス力
 DR … ディフェンス率
 AD … 矢のディフェンス力
 AA … 矢のディフェンス率
 MD … 魔法のディフェンス力


ゲームの進め方



タイトル画面で「最初から」を選ぶと、アイラがアテナ神より指示を受け、次に王より指示を受けるイベント

が見られます。

イベントは自動的に話が進みます。

セリフを進めるには[Enterキー]を押すか[左クリック]します。

王より指示を受け、ゼノンが仲間につくと、いよいよゲームスタートです。

マウスかキーボードでキャラクターを動かし、ゲームを進めていきます。



●スクロール画面での基本移動操作

 スクロール画面では、敵がいない時はリーダーのみが表示されます。

 敵がいる時、部下は各自、思い思いに移動しますが、戦い終わるとリーダーの元へ戻って来ます。

 キャラクターは敵と隣接すると自動的に戦闘を行います。

 コントロールキャラクターは直接操作します。

 オートバトルをONにしておくとコントロールキャラクターも他のキャラクターと同じように自分の考え

 で敵を追いかけて移動するようになります。

 (オートバトルをONにする方法は、[メインメニューのシステム]をご覧下さい)



●キャラクターの移動

 それぞれのウインドウ内で中心になっているキャラクターをコントロールできます。

 マウスの場合

  マウスカーソルを移動させたい方向、(キャラクターから見て、上下左右)に置き、

  マウスの左ボタンを押し続ける。

  キャラクターはマウスカーソルを追いかけるように移動します。

 キーボードの場合

  テンキーの2、4、6、8を押します。

  キャラクターは押した方向に移動します。



●コントロールキャラクターを変更する

 敵との戦闘でピンチになっているキャラクターを直接コントロールしたい時は、そのキャラクターに

 コントロールを移します。

 現在のコントロールキャラクターは、ステータスで表示されている、

 ステイタスマークが反転しています。

 どのキャラクターがコントロールされているのか、はっきりさせたい時は、

 キャラクターにマークを付けます。

 (マークの付け方は、[メインメニューのマーク]をご覧下さい)

 マウスの場合

  ステータス表示の中に、HPが表示されています。

  ピンチの時はこの数字の色が変わります。

  コントロールを移したい人の数字を[右クリック]します。

  HPの他にSTでも同じように[右クリック]でコントロールを変更できます。

 キーボードの場合

  カーソルキーの←→で、コントロールキャラクターを変えます。

  移したい人のところにいったら[Enterキー]を押します。



●弓の発射、マジックを使う

 コントロールキャラクターに、弓や、攻撃マジックを使わせる時は、直接操作します。

 他のキャラクターは勝手に使います。

 コントロールされているキャラクターに、弓やマジックの能力がなければ、意味がありません。

 (マジックの変更は、[メインメニューのマジックセレクト]をご覧下さい)

 マウスの場合

  コントロールキャラクターを[左クリック]します。

 キーボードの場合

  [スペースキー]を押します。



●アイテムを使う

 ほとんどのアイテムは持っているだけで、その役目を果たします。

 特別なアイテムを使用する時は、弓やマジックと同様に、アイテムを持っているキャラクターに

 コントロールを移し、キャラクターをマウスで[左クリック]するか、[スペースキー]を押します。

 ※使用可能なアイテムを持っているキャラクターが弓やマジックを持っている場合は、

  アイテムの使用が優先されます。



●メインメニューを開く

 サブウインドウを開いたり、戦闘の指示を出したり、キャンプして、オールマップを

 見たりするためには、メインメニューを開いて指示します。

 メインメニューを開くにはキーボードから[HOMEキー]を押します。

 メインメニューの使い方は後で説明します。



●スクロールマップから外に出る

 エリアの多くは、上下から出られるようになっています。

 オールマップで、左右から入るエリアは左右に出ます。

 上下に出られるエリアでも、横への抜け道がある場合もあります。

 家のドアや、洞窟の入り口などもありますから、よく調べたり、登場人物の話をよく聞いて下さい。

 また、エリアの中には上から出ても下に戻ってしまうような罠の仕掛けられた場所もあります。

 リーダーがエリアから出られる所に来ると、次のスクロールエリアに出るか、オールマップに出ます。

 リーダー以外のキャラクターでは出られません!(特別な場合をのぞく)

 この時、戦闘が行われていて、危ないキャラクターがいると、そのキャラクターを

 見殺しにしてしまう事もあります。







 が出たら、気を付けて下さい。

 必ず迷子が出るとは限りませんが、部下を失うかもしれません。

 [ESCキー][テンキーの0キー]を押すか、[右クリック]をすれば脱出をキャンセルできます。

 ただし、迷子が出ても、またどこかであえるかもしれません。



●選択ウインドウ内での基本操作

 メインメニューや、会話中のウインドウの選択の方法は次の通りです。

 マウスの場合

  指カーソルが表示されている列を[左クリック]すると決定されます。

  指カーソルがない列にマウスカーソルを合わせると指カーソルが移動します。

  [右クリック]でキャンセルになります。

 キーボードの場合

  テンキーの2、8で目的の列に指カーソルを移動させます。

  [Enterキー]で決定します。

  [ESCキー]か[テンキーの0キー]でキャンセルになります。

  

 一般的な操作として、マウスの[左クリック]は決定、[右クリック]はキャンセル、

 キーボードの[Enterキー]は決定、[ESCキー]あるいは[テンキーの0キー]はキャンセルと

 なっています。

 内容によりキャンセルは受け付けない場合があります。



エリアの接続と移動

スクロールマップから上下あるいは左右に移動してオールマップに切り替わると、
次に移動するエリアの選択になります。

オールマップに出ると、移動対象となる部隊のリーダーがアニメーションして表示されます。
部隊のリーダーを操作して次のエリアまで移動させます。
リーダーの操作により、次のエリアに入れる所に来ると、そのエリア名が右下に表示されます。
分岐点では一度停止します。

リーダーキャラクターの移動
 マウスの場合
  マウスカーソルを移動させたい方向、(キャラクターから見て、上下左右)に置き、

  [左クリック]します。
  (エリアか分岐点まで自動で移動します)
  エリア名が表示されている所で、キャラクターを[左クリック]すると、そのエリアに入ります。
 キーボードの場合
  テンキーの2、4、6、8を押します。
  (エリアか分岐点まで自動で移動します)
  マップ名が表示されている所で、[Enterキー]を押すと、そのエリアに入ります。


エリアの接続図



スクロールマップでの『メインメニュー』と『アイコン』

サブウインドウを開いたり、戦闘指令を出したい時などは、『メインメニュー』や『アイコン』で
操作します。

アイコンの表示
 アイコンが表示されていない状態で[F12キー]を押すとアイコンが左上に出現します。
 下に何も無い場所(真っ黒な場所)[右クリック]をしても同じようにアイコンが出現します。
 ※同じ操作をアイコン表示中に行うとアイコンが消去できます。

メインメニューの表示
 キーボードから[HOMEキー]を押すとメインメニューが表示されます。

 メインメニューを閉じるには、[ESCキー][テンキーの0キー]を押すか、[右クリック]します。



●部隊指令
●フォーメーション
●マーク
●ウインドウ
●システム
●マジックセレクト
●キャンプ


部隊指令

操作中の部隊に対してどのように行動するか指令を出します。

・通常指令
 
 自分からは攻撃をしない、攻撃されたら応戦する。
 リーダーを中心としたフォーメーションを維持しようと移動します。

・攻撃指令
 
 それぞれの考えで、敵に向かって行く。
 ※エリアに入った直後は、自動的に攻撃指令になります。

・退却指令
 
 エリアに入ってきた方向に逃げる。
 ※[SHIFTキー]を押している間は指令に関係無く、退却指令になります。


・停止指令
 
 コントロールをしていないキャラクターは停止する。

《ご注意》
 ※指令はどれか1つが選択されている状態になります。
 ※指令はエリア内でのみ有効です。別のエリアに入ると攻撃指令に戻ります。
 ※攻撃指令が出ていても、ピンチになったキャラクターは自動的に逃げたりします。
 ※召喚をしたキャラクターには指令は効きません。
 ※退却指令を出してもエリア外には脱出できません。
  エリア外に脱出するにはリーダーを直接移動させてマップ外に脱出させます。



フォーメーション

操作中の部隊が移動する時の陣形を選択します。


メインメニューからフォーメーションを選択するか、フォーメーションアイコンを押すと、
フォーメーション選択メニューが開きます。



 タイプ1~3 … あらかじめ用意されている戦闘隊型です。
 ユーザー … ユーザー隊型セットで作成した隊型になります。
 一列隊型 … リーダーの後ろに一列になってついていきます。
 ユーザー隊型セット … 自由に隊型を作成します。
                 安全な場所で停止指令を出してから、各キャラクターを操作して、

                 好みの隊型を作り、このコマンドを選択します。
 ※ユーザー隊型はセーブされません。


マーク



自軍の兵士にマークをつけます。





メインメニューからマークを選択するか、マークアイコンを押すと、マーク選択メニューが開きます。







 個人のみ … コントロールしているキャラクターにマークをつけます。

 味方全員 … 味方全員にマークをつけます。



ウインドウ

サブウインドウを開閉します。


メインメニューからウインドウを選択するか、ウインドウアイコンを押すと、
ウインドウ選択メニューが開きます。



3種類のウインドウの開閉を操作します。
 敵ウインドウ … 敵リーダーを中心に表示します。
                 (※敵がいない時は待機中と表示し続けます)
 危険ウインドウ … 死にそうな味方キャラクターを表示します。
                 (※該当するキャラクターがいない時は待機中と表示し続けます)

 フリーウインドウ … 自由な位置を見る事ができるウインドウを開きます。

 ※選択されたウインドウは初期状態では、左側に小さく表示されますが、あとは好きなよ
  うに大きさや配置をマウスで決められます。
 ※ウインドウの配置については、[ウインドウシステム]をご覧下さい。


システム



システム設定をします。





メインメニューからシステムを選択するか、システムアイコンを押すと、

システム選択メニューが開きます。







・ステータス表示設定

 ウインドウの一番後ろにあるステータス表示のON/OFFを切り替えます。

 ※各ステータスの配置については、「ステータス表示」をご覧下さい。



・システム速度設定

 ゲーム全体の速度を選択します。アニメーションの速度にも影響を与えます。

 普通・遅い・速いの中から選択します。

 ※[CTRLキー]を押している間は速度設定に関係無く、最高速になります。



・オートバトル

 ONにするとコントロールキャラクターも自動で戦うようになります。





マジックセレクト

 使用する魔法を選択します。
 (カール君の着替えもここで行います)
 ※コントロールしているキャラクターが魔法を使える場合にのみ選択が可能です。
 ※[F3キー]を押しても、マジックセレクトが可能です。


メインメニューからマジックセレクトを選択するか、マジックセレクトアイコンを押すと、
マジックセレクト選択メニューが開きます。



 ※選択した魔法を使うには、[スペースキー]を押すか、コントロールキャラクターを[左クリック]します。



キャンプ

オールマップに戻ってキャンプします。
ゲームのセーブはキャンプ中のみ可能です。
 ※家の中やダンジョンの中、戦闘中などはキャンプできません。
  キャンプ可能な場合にのみ選択が可能です。
 ※[F1キー]を押しても、キャンプが可能です。


メインメニューからキャンプを選択するか、キャンプアイコンを押すと、キャンプします。


オールマップでの操作

オールマップでは、各種のコマンドの他に、各地の部隊の様子を知ることができます。

オールマップのスクロール
 オールマップ上でメニューやエリアでない場所で[左クリック]をし続けると押した方向に
 オールマップがスクロールします。
 キーボードのカーソルキーのいずれかを押しながらテンキーの上下左右を押すことでも
 オールマップをスクロールできます。
 ※[CTRLキー]を押しながらスクロールさせると最高速でスクロールをします。

各エリアの様子を見る

 マウスカーソルをエリアに合わせると、右下にその地名が表示されます。
 地名が表示されている時に、その場で[左クリック]をすると、部隊がいる場合には、
 そこにいる部隊の一覧とチームパワーが表示されます。
 ※チームパワーは人数や兵士の強さ、武器の有無から計算されています。
  攻略の参考にして下さい。



●部隊出動
●編成
●情報
●記録
●ゲーム終了


部隊出動

部隊を直接操作してスクロールマップに移動します。



編成

新しい部隊を作ったり、メンバーの交換、アイテムの交換を行います。

●二部隊間のメンバーを交換する
  交換をする第一部隊を選択します。
  同じマップにいる部隊が表示されますので、その中から交換をする部隊を選択します。
  指カーソルをテンキーかマウスで動かして、交換したいメンバーを選択します。
  部隊に空きがある場合には部隊の一番右の四角が押すとメンバーの追加ができます。
  交換したいメンバーを選択するとそこに逆向きの指カーソルが付きます。
  もう片方のメンバーや部隊の空き部分を選択するとその場所と位置を交換します。


  

●部隊内の並び替えをする
 並び替えをしたい部隊を第一部隊と第二部隊に選択します。
 指カーソルをテンキーかマウスで動かして、並び替えをしたいメンバーを選択します。
 メンバーを選択するとそこに逆向きの指カーソルが付きます。
 並び替え相手のメンバーや部隊の空き部分を選択するとその場所と位置を交換します。
 ※二部隊間のメンバー交換中でも同じように並び替えが出来ます。

●新しい部隊を作成する
 第一部隊にメンバーを分ける部隊を選択します。

 第二部隊に「NEW TEAM」を選択します。
 後は、二部隊間のメンバー交換の要領で新しい部隊を作成していきます。

●メンバーを解雇する
 第一部隊に解雇するメンバーがいる部隊を選択します。
 第二部隊に「サクジョ」を選択します。
 解雇したいメンバーを下側の部隊(サクジョ)に移動します。
 [ESCキー][テンキーの0キー]を押すか[右クリック]をすると、解雇の確認が出ます。
 解雇をして良ければ「解雇する」を選択します。

 

●アイテムボックスのアイテムを装備/交換する

 第一部隊にアイテムを装備する部隊を選択します。
 第二部隊に「ITEM BOX」を選択します。
 指カーソルをテンキーかマウスで動かして、装備/交換したいメンバーを選択します。
 交換したいメンバーを選択するとそこに逆向きの指カーソルが付きます。
 (アイテムボックスのアイテムを選択した場合にはアイテム名が緑色になります)
 もう片方のメンバーを選択すると、そのメンバーとアイテムを交換します。
 アイテムボックスを選択するとそのアイテムを装備します。
 アイテムボックス内にある「はずす」を選択すると装備しているアイテムをはずして

 アイテムボックスに入れる事ができます。

 


情報

部隊内のメンバー一覧を表示します。



部隊の一覧では、リーダーの名前、部隊の人数、チームパワー、現在いるエリア名が
表示されています。

メンバーの情報を見たい場合は、見たい部隊を選択します。

 

 NAME … メンバーの名前
            一番上にいるのがその部隊のリーダーになります。
            部隊のリーダーには誰でもなることが出来ます。
 CLASS … クラス
            クラスによっては上のクラスにクラスチェンジする事が出来ます。

 LV … クラスでのレベル(最大は30)
            仲間になった時点でいくつかの値を持っている事があります。
 HP … ヒットポイント(最大999)
            大きいほど、なかなか死にません。
 HR … ヒットポイント回復率(最大16)
            大きいほど、生命力の回復が速くなります。
 AT … アタック力(最大99)
            大きいほど、敵に大きなダメージを与えます。
 AR … アタック率(最大99)

            大きいほど、攻撃の成功率が高くなります。
 DF … ディフェンス力(最大99)
            大きいほど、敵からのダメージを少なくします。
 DR … ディフェンス率(最大99)
            大きいほど、敵の攻撃を受けにくくなります。
 AD … 矢のディフェンス力(最大40)
            大きいほど、矢からのダメージを少なくします。
 AA … 矢のディフェンス率(最大16)
            大きいほど、矢の攻撃を受けにくくなります。

 MD … 魔法のディフェンス力(最大40)
            大きいほど、魔法からのダメージを少なくします。
 ITEM … 持っているアイテム


記録



ゲームデータの保存をします。





ゲーム終了

ゲームを終了します。



キーボード操作のまとめ

 テンキー[2][4][6][8]
  キャラの移動、選択カーソル移動
 [スペースキー]
  使用可能アイテムの使用、矢、マジックの発射
 [Enterキー]
  項目の決定
 [HOMEキー]
  メインメニューの表示
 [ESCキー][テンキーの0キー]
  項目のキャンセル
 [CTRLキー]
  押している間、ウエイトを無しにする
 [TABキー]
  一列隊型と通常フォーメーションを切り替える

 カーソルキー[←][→]
  コントロールキャラクターを変更
 [SHIFTキー]
  押している間だけ、退却指令
 [F1キー]
  キャンプ
 [F3キー]
  マジック選択メニューを開く
 [F12キー]
  アイコン覧の表示/非表示切り替え


アイテム

アイテムの効果は、キャンプ中の編成でアイテムボックスを見ると効果が確認できます。
アイテムの中には持っているだけで効果のあるものと、スペースキーやマウスクリックにより
使うと効果があるものがあります。
アイテムの中には一度使うとなくなるものがあります。

※助けを呼ぶ(召喚)アイテムは、すでに他のキャラクターが召喚されている時には、
 使っても呼ぶことができません。



マジック&マジシャン紹介

●マジック一覧
 ブレード :気を短剣にかえて投げつける
 サンダー :雷を放つ
 ノバ :神の光でダメージを与える
 地震 :地震を起こしてダメージを与える
 グラネード :火の玉を複数発射する
 カッター :氷の刃を発射する
 アイス :氷の塊をふらせる
 デストロイ :強力なダメージを与える
 レイズ :スケルトンやゾンビを呼び出す
 竜召喚 :ドラゴンを呼ぶ。ただし、ドラゴンが復活している必要がある
 精霊召喚 :精霊を呼び出す

 天使召喚 :天使を呼び出す
 死神召喚 :死神を呼び出す
 分身 :自分の分身を作り出す
 魅惑の歌 :モンスターを混乱させる
 蛇使いの笛 :トカゲ、竜などのモンスターを混乱させる
 獣使いの鞭 :一部のモンスターを混乱させる
 戦線離脱 :身が危険な場合に、違う場所に瞬間移動する
 リカバー :味方の体力をわずかながら回復させる
 ????? :何が起こるか判らない魔法

●マジシャン
 魔法能力を持つ、マジシャンを紹介しましょう。
 魔法を使うには、マジシャンにコントロールを移し、[スペースキー]か、マジシャンの

 上でマウスを[左クリック]する事により、使用できます。
 魔法を切り替えたりカール君の着替えをするには、マジシャンにコントロールを移して、
 メインメニューからマジックセレクトを選択します。
 誰がどんな魔法を使うかは、仲間に入れてから確めて下さい。

 ※能力の小さい攻撃魔法を自動的に使う者もいます。
  マジシャンではありませんが、[クリスティ]や[エルファー]は[治療]と言う特殊
  能力を備えています。

●マジシャン一覧
 ゼノン =賢者

 ジャク3世 =ミイラ
 タンドーレ =蛇使い
 ドランク =獣使い
 ウエンディ =きとう師
 イカロス =バード
 マーサ =魔法使い
 ミーオ =魔女
 クレイ =じいさん
 キノセイ =妖精
 カール =着ぐるみ


登場人物



               

アイラ   アルキア
 『イリオン』の戦士。    『イリオン』の兵士。
 女神に選ばれた勇者。    弓の使い手。
     アイラの親友。いつも行動を共にしてきた。


               
ゼノン   サリオス
 『イリオン』の学者。    『イリオン』の戦士。
     アイラの幼なじみ。
   力自慢だが、無理をしすぎる所がある。



               
カナン   ガリアン
 ダークエルフの国。    『メガリス』四将の一人。
 『メガリス』随一の戦士。    弓の名手。
 「敵軍」の将。    理性派の戦士。


               
ミーオ   ゴメス
 『メガリス』の魔法使い。    『メガリス』の戦士。
 バルス神に仕え、恐ろしい術を使う。    百人力だが知性は低い。



               
ジェニー   エリクス
 放浪の剣士。    『エリス』の王子。
 顔に似合わずやたら気が強い。    名高き剣士。
   父王により、祖国を追われてしまう。


               
ローズマリー   ターニャ
 女だけの国『アマゾネス』の隊長。    『カディラ』の反乱軍兵士。
 勇気あまって引く事をしらない。    短剣を使う。

   リーダーを慕って戦いに身を投じている。


               
レックス   ゲセルハン
 『レクトラ』ドワーフの王。    『モゴラ』の王。
 「女神像」をめぐってエルフと争っている。    多くの国民をとられ『メガリス』に服従する。


               
エリオット   ドレイク
 『エリス』の王。    連絡線の船長。
 魔法により身を縛られ我が子を    腕は立つがわがままな性格。

 殺害しようとする。


種族



●人間族

 イリオン

  スピア …軽装備の槍兵
  スピアマン …スピアが昇格
 ビクトニア
  ソルジャー …軽装備の兵士
  ファイター …八剣士
 エリス
  ファイター …軽装備の兵士
  スピア …軽装備の槍兵
  スピアナイト …スピアが昇格
  戦車 …エリス最強の部隊
 モゴラ
  剣士 …モゴラの剣士
  槍兵 …モゴラの槍兵
  騎兵 …モゴラが誇る騎兵
  弓騎兵 …弓を使う騎兵
 タラナキの村
  歩兵 …タラナキの戦士

  弓兵 …弩を使う
 カディラ
  カディラ兵 …カディラの兵士
  象 …カディラの象部隊
 ナディアの町
  反乱軍 …反乱軍の兵士
 ナクソスの港
  アマゾネス …アマゾネスの剣士
  アマゾネスボウ …弓を使う

●非人間族
 ノーラ
  エルフ
  エルフボウ
 レクラト
  ドワーフ
 ユーロス
  半漁人
  ワニ
 シドン
  ゴブリン
  コウモリ男
  オーク
 ネメア

  ウェアベア
  ウェアウルフ
  ウェアキャット
 ジェドの沼
  リザイードマン
 メガリス
  ダークエルフ


進め方のヒント



●クラスチェンジ

 このゲームにはお金の概念がありません。

 武器屋では、条件さえあえば、クラスチェンジする事ができます。

 クラスチェンジに必要な条件は、レベル20以上のクラスチェンジ可能なクラスの者です。



●主なクラスチェンジ

 ビクトニア

  ソルジャー → ナイト
  ファイター → スピアマン
 イリオン
  スピア → スピアマン
 エルフ
  ボウ → ボウファイター
  エルフ → エルフナイト
 ドワーフ
  ドワーフ → ドワーフナイト
 ナディア反乱軍
  ソルジャー → ファイター
 エリス
  スピア → スピアナイト
  ファイター → ナイト
 半漁人
  ハンギョジン → ウオーリア
 アマゾネス
  アマゾネス → バルキリー

  アマゾボウ → バルキリー
 シドン
  オーク → オークファイター
 ※これ以外にもクラスチェンジのできるキャラクターはあります。
  主人公クラスのキャラクターは特別なクラスチェンジをします。

●レベルの上がりかた
 このシステムでのレベルの上がりは、敵を倒した時に上がるのではなく、敵にヒットした
 回数に応じて上がります。
 従って、アタック率の高い者ほど、レベルの上がりかたが早くなります。

●仲間選び
 一方を仲間に付けると、もう一方が敵という場合があります。

 どちらを味方にするか悩む所ですが、こちらを味方にしなければ、
 攻略が困難になると言う事はありません。
 気にいった方を味方にすればよいでしょう。
 また、一度敵に回しても、味方になる場合もあります。
 種族同士の仲の悪い者を同じ部隊内に入れると、「ケンカ」を始める事があります。
 アマゾネスと半魚人、エルフとドワーフには気をつけて下さい。

●ゲーム開始直後の行動
 まず、[ビクトニアの城]をめざします。途中、モンスターを相手に[レベル上げ]をし

 た方がよいでしょう。
 レベル上げのついでに、左の方の[ウエリアの町]や[ウエリアの砦]もおとずれてみて
 下さい。仲間がひろえるかもしれません。
 [ビクトニアの城]へは[ビクトニアの港]の面から、左にでる所がありますので、よく
 注意をして下さい。

●部隊内人数
 一部隊には18人まで入れますが、人数一杯のチームでは、途中で味方になる者や、
 敵からの寝返りを受け入れる余裕がありません。
 人数には少し余裕を持って行動するとよいでしょう。